へいさ‐か【閉鎖花】
成熟しても花冠が開かず、自花受粉によって種子を生じる花。スミレ・カタバミなどにみられる。閉花。
へいさ‐かんきょう【閉鎖環境】
外部との接触がない環境。特に、宇宙空間や深海における人工的な居住空間、またはそれを模した空間など。
へい‐さく【平作】
「平年作」に同じ。
へい‐さく【平朔】
ひと月を決めるのに、朔(新月)から次の朔までの期間を一定とする暦法。大の月と小の月とがほぼ交互に現れる。→定朔(ていさく)
へいさ‐けい【閉鎖系】
物理学で、特に熱力学的に、境界を越えた外部とエネルギーのやり取りはあるが、物質のやり取りがない系。ただし、エネルギーと物質のやり取りがない孤立系と同義とされる場合がある。閉じた系。→開放系
へいさ‐けいざい【閉鎖経済】
外国との商品取引や資本取引が制限され自由に行えない経済体制。鎖国時代の日本やタリバーン政権下のアフガニスタンなど。⇔開放経済。
へいさ‐けっかんけい【閉鎖血管系】
心臓から出た血液が、動脈から毛細血管を経て静脈を通り、心臓に戻る循環経路。血漿(けっしょう)の大部分と赤血球は血管外に出ることはない。脊椎動物・環形動物にみられる。閉鎖循環系。⇔開放血管系。
へいさ‐こう【閉鎖孔】
骨盤の寛骨の下方にある、坐骨と恥骨に囲まれた穴。
へいさ‐じゅんかんけい【閉鎖循環系】
⇒閉鎖血管系
へいさせい‐すいいき【閉鎖性水域】
内海・内湾・湖沼など、外部との水の出入りが少なく、閉鎖性が高い水域の総称。栄養塩類の濃度が上がる富栄養化が起こりやすく、水質汚濁が進行しやすい。また、底層に貧酸素水塊が生じる場合がある。半閉鎖水域。