ふん‐だく
[副]《「ふんだん」の音変化》たっぷりあるさま。どっさり。ふんだん。「路金は—に貯へたり」〈浄・先代萩〉
ふり‐まが・う【降り紛ふ】
[動ハ四]区別がつかないほど入りまじって降る。「秋深くなりにけらしな鈴鹿山紅葉は雨と—・ひつつ」〈新勅撰・雑四〉 [動ハ下二]入りまじって降って区別がつかないようにする。「花残るころにや分か...
べい‐なす【米茄子】
ナスの品種の一。へたが緑色で、全体に丸みを帯び、果肉が締まっている。アメリカ(米国)品種を改良したもの。
ふくだ・む
[動マ四]髪などがけばだってぼさぼさになる。丸くふくらんだようになる。「つくろひ添へたりつる髪も、唐衣の中にて—・み」〈枕・二七八〉 [動マ下二]けばだたせる。そそけ乱れさせる。「御髪なども...
へた【下手】
[名・形動]《「はた(端)」あるいは「へた(端)」の変化で、奥深くない意からか》 1 物事のやり方が巧みでなく、手際が悪いこと。また、そのさまや、その人。「泳ぎが—な人」「字をわざと—に書く」「...
へこ‐た・れる
[動ラ下一][文]へこた・る[ラ下二]気力がくじけ弱ってしまう。へたばる。「これくらいの暑さで—・れるな」
ぶ‐さいく【不細工】
[名・形動]《「ぶざいく」とも》 1 細工がへたなこと。できばえが悪いこと。また、そのさま。「—な手作りの棚」 2 格好が悪いこと。また、そのさま。「—などた靴」 3 容貌がととのっていないこと...
ぶ‐きよう【不器用/無器用】
[名・形動] 1 手先が器用でないこと。また、そのさま。ぶきっちょ。「—な手つき」 2 物事の処理のへたなこと。また、そのさま。「—でお世辞一つ言えない」 3 道理にはずれていること。卑劣なこと...
へたれ
俗に、弱々しく気力にとぼしいさま。また、そのような人。 [補説]語源については、動詞「へたる」の変形、「屁垂れ」の意など諸説ある。
はしり【走り】
1 走ること。また、走り方。「安定した—のランナー」「球の—がよい」 2 滑らかに動くこと。また、そのぐあい。「戸の—をよくする」「筆の—がよい」 3 野菜・果物・魚などの、出回り期の最初に出る...