おお‐じか【大鹿/麋】
1 大きな鹿。 2 ヘラジカ・ワピチ・アカシカの別名。
おおやけ‐ばら【公腹】
世の中全体の立場からみて腹が立つこと。公憤。「—とか、よからぬ人の言ふやうに、憎くこそ思う給へられしか」〈紫式部日記〉
おもい‐とじ・む【思ひ閉ぢむ】
[動マ下二]思うことをやめる。断念する。「さらに立ちかへらじと—・めて」〈源・若菜上〉
おもい‐よそ・う【思ひ寄そふ/思ひ準ふ】
[動ハ下二]他に引き比べて考える。「木高き木より咲きかかりて、風になびきたる匂ひは、かくぞあるかし、と—・へらる」〈源・野分〉
オリンポス‐の‐じゅうにしん【オリンポスの十二神】
ギリシャ神話で、オリンポスの頂上に住む、主神ゼウスを中心とする12人の神々。 [補説]ゼウス・ヘラ・アポロン・アルテミス・アテナ・アレス・アフロディテ・ヘファイストス・ヘルメス・ディオニュソス・...
オンファールのいとぐるま【オンファールの糸車】
《原題、(フランス)Le Rouet d'Omphale》サン=サーンスの交響詩。1871年作曲。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが、リュディアの女王オンファール(オムファレ)に魅せられ、彼女のため...
カイロ‐せんげん【カイロ宣言】
第二次大戦中の1943年、米国大統領ルーズベルト・英国首相チャーチル・中国総統蒋介石(しょうかいせき)がカイロで会談し、発表した宣言。日本の無条件降伏要求と、降伏後の日本領土の決定などを内容とし...
かえり‐み【顧み】
1 振り返って見ること。「万度(よろづたび)—しつつはろはろに別れし来れば」〈万・四四〇八〉 2 過去を振り返ること。「いと心澄めるやうにて、世に—すべくも思へらず」〈源・帚木〉 3 気に掛ける...
かず‐ま・う【数まふ】
[動ハ下二]一人前として数の中に入れる。人並みに扱う。「世に—・へられ給はぬ古宮おはしけり」〈源・橋姫〉
かたじけな・い【忝い/辱い】
[形][文]かたじけな・し[ク] 1 もったいない。恐れ多い。「—・いお言葉」 2 身に受けた恩恵などに対して、感謝の念でいっぱいであるさま。身にすぎて、ありがたい。「ご好意のほどまことに—・く...