へ‐ろ【辺ろ】
ほとり。あたり。「妹をこそ相(あひ)見に来しか眉引(まよびき)の横山—の猪(しし)なす思へる」〈万・三五三一〉
ヘロイン【heroin】
麻薬の一。ジアセチルモルヒネの通称。白色の粉末で、苦味がある。モルヒネより鎮痛作用が強く、副作用や習慣性も強い。法により製造・所持・売買・使用が禁止されている。
ヘロット【helot】
⇒ヘイロタイ
ヘロデ【Herod】
[前73ころ〜前4]ユダヤの王。在位、前37〜前4。キリスト誕生当時専制君主として君臨、ヘレニズム文化に心酔し、エルサレム神殿を再建。猜疑心(さいぎしん)が強く、妻子や縁者を殺害。キリストを除く...
ヘロディウム【Herodium】
⇒ヘロデオン
ヘロデオン【Herodeon】
パレスチナ地方の都市ベツレヘムの南東約6キロメートルにある丘。紀元前1世紀にヘロデ王が要塞を築いた場所で、ベツレヘムの町を一望できる。二重の城壁で囲まれ、浴場、宿場、庭園などの遺跡がある。200...
ヘロデ‐もん【ヘロデ門】
《Herod's Gate》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街(東エルサレム)にある城門の一つ。北側に位置する。名称はヘロデ王の息子ヘロデ=アンティパスの家があったことに由来する。アラビア語...
ヘロドアティクス‐おんがくどう【ヘロドアティクス音楽堂】
《Herod Atticus Odeon》⇒イロドアティコス音楽堂
ヘロドトス【Hērodotos】
前5世紀の古代ギリシャの歴史家。小アジアの生まれ。オリエントを広く旅行し、その見聞に基づき、ペルシア戦争を中心にした「歴史」を著述、歴史の父とよばれる。ヘーロドトス。生没年未詳。
へろ‐へろ
[副]弱々しく威力のないさま。「—と倒れかかる」 [形動]に同じ。「—な投球」