へんねし
《「へんねじ」とも》ねたむこと。嫉妬。「外の船頭共が—にて様々の噂をする」〈伎・桑名屋徳蔵〉
へん‐ねん【編年】
歴史的事実を、年月の順を追って編むこと。
へんねん‐し【編年史】
編年体で書かれた歴史。
へんねん‐たい【編年体】
歴史記述の形式の一。年月の順を追って事実の発生・発展を記述するもの。中国の「春秋」に始まる。→紀伝体(きでんたい)
へん‐のう【返納】
[名](スル) 1 金や物を、もとの場所や持ち主に返して納めること。「借用品を—する」 2 法律で、交付された許可証や証明書などの取り消し手続きをすること。「運転免許証を—する」
へんのう‐ゆ【片脳油】
樟脳(しょうのう)油から樟脳をとった残りを精製して得られる白色の油。芳香をもち揮発性で、防臭剤・殺虫剤や塗料の溶剤に用いる。樟脳白油。
へん‐ぱ【偏頗】
[名・形動]《「へんば」とも》かたよっていて不公平なこと。また、そのさま。「少し—な僻論であると私には思われた」〈寅彦・自由画稿〉
へん‐ばい【反閇/返閉/反陪】
1 「禹歩(うほ)1」に同じ。 2 1からきたもので、日本芸能の特殊な足の踏み方。「翁(おきな)」「三番叟(さんばそう)」の呪術的な足づかいや「道成寺」の乱拍子など。
へんぱ【偏波】
電磁波の振動方向の分布が一様でなく、一定の方向に限られている電磁波。電磁波が光の場合を特に偏光という。
へん‐ぱい【返杯/返盃】
[名](スル)さされた杯の酒を飲んで相手にさし返すこと。返盞(へんさん)。