べき‐じょうよ【冪剰余】
べき乗の剰余。べき乗で表された整数を割り算したとき、割り切れないで残った整数をさす。RSA暗号などの公開鍵暗号の計算で用いられる。
べき‐すい【汨水】
⇒汨羅(べきら)
べき‐すう【冪数】
⇒冪(べき)
べき‐とうせい【冪等性】
数学で、ある演算などの操作をしたとき、1回行っても複数回行っても結果が同じであること。また、コンピューターサイエンスの分野で、コンピューターシステムなどに、ある操作や要求や命令をしたとき、1回で...
べき‐べき【冪冪】
[ト・タル][文][形動タリ]雲や塵(ちり)などが一面におおうさま。「—たる雲を貫ぬいて恐しい神の声がした」〈漱石・趣味の遺伝〉
べき‐ほう【冪法】
同じ数を何回も掛け合わせること。累乗。
べきら【汨羅】
中国湖南省北東部を流れる川。湘江(しょうこう)の支流。楚(そ)の屈原が投身した川として有名。汨水。汨羅江。ミールオ。
べきら‐の‐おに【汨羅の鬼】
《楚の屈原が汨羅に身を投じて死んだ故事から》屈原の霊。転じて、水死した人。溺死者。
べき‐ろん【べき論】
《「べき」は助動詞「べし」の連体形》義務を果たすこと、理想を実現しなければならないことなどを強く主張する論調。「そうするべき」「こうあるべき」という言い回しから。