サテ‐トム【(ベトナム)satế tôm】
ベトナム料理に用いられる調味料の一。唐辛子、乾燥エビ、砂糖、ニンニク、レモングラスなどをすりつぶし、油を加えてペースト状にしたもの。
サ‐パ【Sa Pa】
ベトナム北部、ラオカイ省の町。中国との国境に近く、同国最高峰ファンシーパン山東麓、標高約1600メートルの山間に位置する。フランス統治時代に避暑地として知られた。モン族、ザオ族、ザイ族などの山岳...
サパ‐きょうかい【サパ教会】
《Nha tho Da Sapa》ベトナム北部、ラオカイ省の町サパにあるローマカトリックの教会。1920年にフランス人建築家の設計により建造。インドシナ戦争の終結に伴い、一部が破壊されたが、のち...
サム‐さん【サム山】
《Nui Sam》ベトナム南部の都市チャウドック近郊の山。市街中心部より南西約5キロメートルの水田地帯に位置する。タイアン寺やフックディエン寺などの仏教寺院、航海神の媽祖(まそ)を祭るバーチュア...
さわだ‐きょういち【沢田教一】
[1936〜1970]写真家。青森の生まれ。ベトナム戦争の報道写真家として活躍。昭和40年(1965)ベトナム人母子を撮影した「安全への逃避」を撮影し、世界報道写真コンテストの大賞を受賞。昭和4...
サータイ‐いちば【サータイ市場】
《Cho Xa Tay》ベトナム南部の都市ホーチミンのチョロン地区中央部にある市場。野菜、果物、肉、魚など、主に生鮮食料品を取り扱う。周囲にはフランス統治時代の古い街並みが残り、イスラム寺院がある。
し‐おう【雌黄】
1 「石黄(せきおう)」に同じ。 2 タイ・ベトナムなどに産するフクギ科植物からとった黄色の樹脂。黄色絵の具として日本画などで用いられる。草雌黄。藤黄(とうおう)。ガンボージ。 3 (昔中国で、...
しおり【枝折(り)/栞】
1 紙・布・革などで作り、書物の間に挟んで目印とするもの。 2 簡単な手引書。案内書。「修学旅行の—」 3 山道などで、木の枝などを折って道しるべとすること。また、そのもの。「吉野山去年(こぞ)...
しお・る【枝折る/栞る】
[動ラ四]《「撓(しお)る」と同語源で、木の枝を折りたわめるところからか》 1 木の枝などを折って、道しるべとする。「降る雪に—・りし柴もうづもれて思はぬ山に冬ごもりする」〈山家集・上〉 2 道...
しべ【蕊/蘂】
1 雄しべと雌しべ。ずい。 2 ひも・緒などのふさのもとにつける飾り。