ほうわこうごうせい‐そくど【飽和光合成速度】
植物の光合成において、光の強度が上がると光合成速度が速くなるが、ある強度以上では飽和状態に達し、それ以上速くはならない。その光合成速度のこと。また、このときの光の強度を光飽和点という。
ほうわ‐しぼうさん【飽和脂肪酸】
炭素間の結合に二重結合を含まない脂肪酸。酢酸・パルミチン酸・ステアリン酸など。 [補説]摂取量が多すぎると、LDLコレステロールが増加し、心筋梗塞や糖尿病のリスクが高まると考えられている。また、...
ほうわ‐じか【飽和磁化】
磁界の強さを増しても、それ以上磁化が増大しない状態に達したときの磁化の強さ。
ほうわ‐じょうき【飽和蒸気】
同一物質の液体や固体と平衡状態で共存しているときの蒸気。
ほうわ‐じょうきあつ【飽和蒸気圧】
飽和蒸気の圧力。一般に温度の上昇につれて高くなる。最大蒸気圧。
ほうわ‐じんこう【飽和人口】
ある一定の地域で、これ以上は収容できない限度に達した人口。
ほうわすいじょうき‐あつ【飽和水蒸気圧】
空気中の水蒸気が飽和したときの水蒸気圧。温度が上がると大きくなる。
ほうわすいじょうき‐りょう【飽和水蒸気量】
1立方メートルの空気中に存在できる水蒸気の最大の量。温度が上がると大きくなる。単位はg/m3。
ほうわ‐せんすい【飽和潜水】
潜水した人が急速に大気圧の場所に出たときに起こる潜函病(減圧症)を防ぐため、あらかじめ体内にヘリウムなどの不活性ガスを飽和状態になるまで吸収させることで、水深100メートル以深でも安全に潜水でき...
ほうわ‐たんかすいそ【飽和炭化水素】
二重結合や三重結合が含まれていない炭化水素。鎖式のメタン系炭化水素に属するエタン・プロパンなどと、環式のシクロパラフィンに属するシクロヘキサンなどがある。