ほう‐げん【法言】
手本となる言葉。従うべき言葉。
「揚子(ようし)法言」の略。
ほう‐げん【法眼】
1 仏語。五眼の一。諸法を見る智慧の眼。菩薩(ぼさつ)のもつ、衆生を済度するための諸事象の真相を知るという眼。 2 《「法眼和尚位」の略》法印に次ぐ僧位。僧綱(そうごう)の僧都(そうず)に相当。...
ほう‐げん【法源】
法の淵源(えんげん)。成文法・慣習法などの法の存在形式、神意・民意などの法の存在根拠、神・国家・君主・人民などの法を制定する力など。一般には、裁判などの根拠となりうる法形式をさす。
ほう‐げん【法諺】
法の性質や運用に関することわざ。「悪法も法なり」「疑わしきは罰せず」など。
ほう‐げん【法験】
仏法の霊験。修法(ずほう)によってあらわれる効験。
ほうげん【保元】
平安後期、後白河天皇・二条天皇の時の年号。1156年4月27日〜1159年4月20日。ほげん。
ほうげん‐きょうせい【方言矯正】
方言を使わず、標準語の語彙(ごい)やアクセントを使うように訓練すること。
ほうげん‐くかく【方言区画】
方言の差異により地域を区分したもの。日本では、本土方言と琉球方言に二大別し、前者を本州方言と九州方言とに分け、さらにそれぞれを細別する。
ほう‐げんごがく【法言語学】
司法の場で使用される言語について研究する学問。言語学の立場から、証言や証拠の鑑定・分析などを行う。社会言語学の一分野。
ほうげん‐しゅうけんろん【方言周圏論】
ある言語現象が中央から周辺地域に広まっていく過程は波紋のそれに類似していると考え、波紋の周辺にあたる方言圏のあちこちにかつて中央で使われた共通の古い形がみられると説く論。柳田国男の「蝸牛考(かぎ...