ほくそ‐ずきん【苧屑頭巾】
《「ほくそ」は「おくそ」の音変化》カラムシの茎を編んで作った頭巾。切妻の屋根に似た形で、頭部をおおうように深くかぶる。鷹匠(たかじょう)や猟師などが用いた。山岡頭巾。からむし頭巾。おくそ頭巾。
ほくそ‐わら・う【ほくそ笑ふ】
[動ハ四]「ほくそえむ」に同じ。「ともかくも御計ひに随ひ奉るべしとて、—・ひて出でられぬ」〈盛衰記・一二〉
ほく‐たいが【北戴河】
中国河北省の北東端の地名。渤海(ぼっかい)湾に面する保養地・避暑地。毎年夏に共産党の幹部が集まり、非公式の会合が行われる。
ほく‐たん【北端】
北のはし。「本州の—」
ほく‐だい【北大】
「北海道大学」の略称。
ほ‐くち【火口】
火打ち石で発火させた火を移し取るもの。麻やイチビの茎を焼いた炭、また茅花(つばな)やパンヤに焔硝(えんしょう)を加えたものが用いられた。火糞(ほくそ)。
ほく‐ち【北地】
北の地方。北方の土地。また、北陸道の諸国。
ほくち‐がね【火口金】
「火打金(ひうちがね)」に同じ。
ほく‐ちょう【北朝】
中国の南北朝時代、華北に拠って興亡した北魏・西魏・東魏・北斉・北周の5王朝の総称。北周を継いだ隋(ずい)が南朝の陳を滅ぼして南北を統一した。 日本の南北朝時代、延元元=建武3年(1336)足...
ほくてい‐とごふ【北庭都護府】
中国唐代、西突厥(とっけつ)経略を目的として置かれた機関。702年に東部天山の北麓ビシバリクに設置、790年に、吐蕃(とばん)により陥落。