ほと【陰】
1 女性の陰部。女陰。「—を衝(つ)きて死にき」〈記・上〉 2 山間のくぼんだところ。「御陵は畝火山の御(み)—にあり」〈記・中〉
ホトアラ【赫図阿拉】
中国、遼寧省瀋陽東方の興京老城の旧名。清朝発祥の地。
ほとおり【熱り】
1 熱気を発すること。また、その熱気。「—を避りて居たるときに」〈神代紀・下〉 2 「ほとぼり1」に同じ。「早玉の緒も切れ果てて…、—ばかりにて」〈浄・堀川夜討〉 3 「ほとぼり2」に同じ。「泰...
ほとおり‐ぼし【ほとおり星】
二十八宿の一、星宿(せいしゅく)の和名。→星(せい)
ほとお・る【熱る】
[動ラ四] 1 熱を発する。熱くなる。また、ほてる。ほとぼる。「胸—・りて、堪へ忍びがたし」〈沙石集・五本〉 2 腹を立てる。怒る。「さるべきこともなきを—・りいで給ふ」〈枕・一六二〉
ほとぎ【缶】
《古くは「ほとき」》 1 昔、水などを入れた瓦製の器。胴が太く口が小さい。「—を打って舞ひ給ふ」〈太平記・二六〉 2 湯殿で、産湯(うぶゆ)を使うのに用いたかめ。「御湯参る。…取り入れつつ、むめ...
ほとぎ‐へん【缶偏】
漢字の偏の一。「缺(欠)」「罎」「罐」などの「缶」の称。
ホトクロミズム【photochromism】
⇒フォトクロミズム
ほと‐け【仏】
《「ぶつ(仏)」の音変化した「ほと」に、目に見える形の意の「け」の付いた語で、仏の形、仏像が原義かという》 1 仏語。悟りを得た者。仏陀(ぶっだ)。特に、釈迦(しゃか)のこと。「—の慈悲にすがる...
ほとけ‐いし【仏石】
中国・九州地方の一部で、墓碑または埋葬地の上に置いておく石。