さ‐のみ【然のみ】
[副]《副詞「さ」+副助詞「のみ」から》 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)それほど。さほど。「—運動にはならないでも」〈里見弴・今年竹〉 2 そのように一概に。「今より後は、まして—なむ思...
させ‐る
[連体]《動詞「さ(指)す」の已然形+完了の助動詞「り」の連体形から。あとに打消しの語を伴って用いる》特に取り立てていうほどの。さほどの。さしたる。「皆、馬芸、—ことなき事どもなり」〈徒然・二三...
ざん‐し【慙死/慚死】
[名](スル)恥じて死ぬこと。また、死ぬほど深く恥じること。「僕が平生(ふだん)の耳でいたら—するほどの大言壮語を」〈蘆花・思出の記〉
さき‐ぶとり【先太り】
[名・形動](スル) 1 先になるほどもとの方より太くなっていること。また、そのさまや、そのもの。「—な(の)指」⇔先細り。 2 物事が、先に行くほど盛んになること。また、財産などがだんだん殖え...
信心(しんじん)過(す)ぎて極楽(ごくらく)を通(とお)り越(こ)す
信心も度が過ぎると、かえって邪道に陥って害を及ぼす。信心はほどほどにせよというたとえ。
アノール【anole】
イグアナ科アノール属に含まれるトカゲの総称。165種ほどがある。最大の種でも全長が40センチほど。雄ののどには色彩豊かな袋状の飾りがあり、テリトリーを守るためにこの飾りを他の雄に誇示して威嚇する...
し【施】
[常用漢字] [音]シ(漢) セ(呉) [訓]ほどこす 〈シ〉計画を実地に移す。実際に行う。「施工・施行・施策・施政・施設/実施」 [補説]「施工・施行」は「せこう」とも読む。 〈セ〉ほどこ...
さし‐たる
[連体]《動詞「さ(指)す」の連用形+完了の助動詞「たり」の連体形から。特に指定した、が原義》 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)取り立てていうほどの。さほどの。「—相違もない」「—用事もな...
これ‐だけ【此れ丈/是丈】
(副詞的にも用いる) 1 特定の、この物事。このことだけ。このものだけ。「—は忘れるな」「二冊のうち—読んだ」 2 この程度・分量・範囲。これくらい。これほど。「—の費用がかかる」「することが—...
きょう‐さく【警策】
[名・形動ナリ] 1 禅宗で、座禅中の僧の眠けや心のゆるみ、姿勢の乱れなどを戒めるため、肩などを打つ木製の棒。長さ1メートルほどで、先は扁平な板状。けいさく。 2 《「きょうざく」とも》 ㋐人が...