そら‐どけ【空解け】
結んである帯やひもなどが自然にほどけること。「—のしそうな帯を」〈魯庵・社会百面相〉
それ‐だけ【其れ丈】
(副詞的にも用いる) 1 特定の、その物事。そのことだけ。そのものだけ。「—は勘弁してくれ」 2 その程度・分量・範囲。それくらい。それほど。「君は—の人間か」「わずかだが—でも収穫だ」「—努力...
そこ‐いたり【底至り】
1 徹底していること。「江戸の人の腹を刳(えぐ)るべき—の馳走をせんと」〈露伴・風流魔〉 2 外観はそれほどではないが、表に出ないところが念入りで精巧にできていること。「近年難波(なんば)の風呂...
たい‐か【大過】
1 大きなあやまち。大変な失敗。「—なく定年まで勤める」 2 きわめて大きいこと。「陸奥(みちのく)と云ふは、如何ほどのひろき国ぞと問ひ給へば、—の国にて候」〈義経記・一〉
だいこん‐はむし【大根葉虫】
ハムシ科の昆虫。体長4ミリほどで黒褐色。幼虫は大根などアブラナ科の野菜の害虫。本州から沖縄にかけてみられる。
たい‐き【大気】
[名]天体の表面を取り巻いている気体の層。普通は地球の空気をさし、地上1000キロまで存在して太陽の強烈な紫外線やX線を遮るとともに保温の役割などを果たす。その95パーセントは地上20キロ以下...
大事(だいじ)に懸(か)・ける
大切にする。丁重に扱う。「八円を—・けて、世の中に巡査ほどのものはないと済ましているのが」〈鏡花・夜行巡査〉
たいいき‐せいげん【帯域制限】
インターネットなどのコンピューターネットワークにおいて、単位時間当たりのデータ通信量を制限すること。ネットワークの混雑を緩和し、利用者全体の通信サービスの保証とサーバーの負荷軽減を目的とする。定...
たいせきエネルギー‐みつど【体積エネルギー密度】
蓄電池や燃料電池などの性能指標の一。単位体積当たりの電池の容量を意味し、この数値が大きいほど小型化に向く。1リットル当たり1ワット時の電力量をもつ場合、1Wh/Lと表される。→重量エネルギー密度
たいいき‐はば【帯域幅】
データ通信などに用いられる電波、電気信号、光信号の周波数の範囲。上限と下限の幅のこと。一般に、帯域幅が広いほど通信速度が速い。バンド幅。バンドワイズ。