なり‐かか・る【鳴(り)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 鳴りそうになる。また、ちょっと鳴ってやむ。「電話のベルが—・る」 2 声を立てて騒ぐ。「知る知らぬ多くの僧ども—・り加持参るほどに」〈栄花・衣の珠〉
なむ
[係助]《上代の係助詞「なも」の音変化。「なん」とも》名詞、活用語の連用形・連体形、副詞、助詞に付く。 1 上の事柄を強く示す意を表す。「夜半(よなか)うち過ぐるほどに—、絶えはて給ひぬる」〈...
なみだ‐ぐまし・い【涙ぐましい】
[形][文]なみだぐま・し[シク] 1 涙が出そうなほど感動する。また、あわれである。「—・い努力」 2 ひとりでに涙が出そうになる。「妹と来し敏馬(みぬめ)の崎を帰るさに一人し見れば—・しも」...
なま‐こい・し【生恋し】
[形シク]なんとなく恋しい。「京さへ—・しき旅のほど」〈大和・附一〉
なま‐やさし・い【生易しい】
[形][文]なまやさ・し[シク]簡単である。たやすい。下に打消しの語を伴って用いる。「思ったほど—・い仕事ではない」
なま‐はしたな・し【生はしたなし】
[形ク]少しはしたない。また、なんとなくきまりが悪い。「いらへ給はでほど経ければ、—・きに」〈源・夕顔〉
涙(なみだ)に暮(く)・れる
1 涙のために目が見えないほどになる。ひどく泣き悲しむ。「別れを惜しんで—・れる」 2 泣いて月日を送る。泣き暮らす。
涙(なみだ)を絞(しぼ)・る
絞るほどたくさん涙が出る。
涙(なみだ)に咽(むせ)・ぶ
涙でのどがつまるほどに泣く。
アールエス‐ウイルス【RSウイルス】
《respiratory syncytial virus》かぜの原因ウイルスの一。冬期に流行し、2歳までにほとんどの子供が初感染する。感染力が高く、免疫ができにくいため繰り返し感染するが、感染回...