くび・れる【括れる】
[動ラ下一][文]くび・る[ラ下二]ものの中ほどが他の部分に比べて細くなる。「腰が—・れたデザイン」
くびれ【括れ】
中ほどが他のところに比べて細くなっていること。また、その部分。「腰の—」
工夫(くふう)に落(お)・つ
なるほどと思う。納得する。「—・ちず、終夜これを思案するに」〈浮・伝来記・五〉
くび‐かし【首枷/頸枷】
「くびかせ」に同じ。「行くほどに縄の鎖につながれて思へばかなし手枷(てかし)—」〈聞書集〉
雲(くも)を遏(とど)・む
《「列子」湯問から》空行く雲を止めるほど、楽曲や歌声がすぐれていることをいう。
踵(くびす)を接(せっ)・する
《「戦国策」秦策から》 1 前後の人のかかとが接するほど、次から次へと人が続く。くびすをつぐ。きびすを接する。 2 物事が続けざまに起こる。「珍事、続々として—・せしかば」〈田口・日本開化小史〉
首(くび)を傾(かし)・げる
疑問に思う。不審に思う。「それほどのことかと—・げざるをえない」
くらい【位】
[副助]《名詞「くらい(位)」から。中世以降の語。「ぐらい」とも》名詞、および活用語の連体形に付く。 1 おおよその分量・程度を表す。ほど。ばかり。「一〇歳—の男の子」「その—で十分だ」 2 お...
くっ‐し【屈指】
《指を折って数える意から》多くの中で、特に数え上げるに値するほどすぐれていること。指折り。「国内—の強豪チーム」
くち‐だて【口立て】
《「くちたて」とも》 1 完全な脚本がなく、おおよその筋だけ立てておき、俳優どうしが口頭の打ち合わせで芝居をまとめていくこと。 2 大げさに言い立てること。「年がよったほどに—をばせいで」〈史記...