ほん‐じょ【本所】
《「ほんしょ」とも》 1 荘園の領主・領家の上位に位置する名目上の権利所有者。平安後期以降、領主が所領を守るために中央の権門勢家に土地を寄進することがあり、その寄進を受けた者をいう。本家。 2 ...
ほん‐しょう【本生】
《「ほんじょう」とも》仏語。 1 仏の過去世における菩薩行(ぼさつぎょう)のこと。 2 ⇒本生経(ほんしょうきょう)
ほん‐しょう【本性】
1 《古くは「ほんじょう」とも》本来もっている性質。生まれながらの性質。ほんせい。「—をあらわす」 2 本心。また、正気。「酔って—を失う」
ほん‐しょう【本省】
1 管下の官庁を管轄する中央官庁。 2 この省。
ほん‐しょう【本証】
訴訟法上、立証責任を負う当事者が、その事実を証明するために提出する証拠。⇔反証。
ほん‐しょうがつ【本正月】
正月の、1月1日から7日まで。また、陽暦の正月に対して、陰暦の正月。大正月(おおしょうがつ)。
ほんしょう‐きょう【本生経】
《(梵)jātakaの訳》釈迦(しゃか)が前世で修めた菩薩行(ぼさつぎょう)を集めた説話。十二分経の一。本生譚。ジャータカ。
ほんしょう‐じん【本省人】
中華民国が台湾を統治する前から台湾に住んでいた漢民族のこと。→外省人
ほんしょう‐たん【本生譚】
⇒本生経(ほんしょうきょう)
ほん‐しょく【本色】
1 本来の色。もとの色。 2 本来の性質。本領。「益もなき虚飾に時を費すは学生の—に非ず」〈福沢・福翁自伝〉