ほんゆう‐てき【本有的】
[形動]生まれながらに備わっているさま。生得的。「—な性質」
ほん‐よう【本様】
基本的な様式。「これ即ち、能の—と心得べき事なり」〈花伝・六〉
ほん‐よさん【本予算】
国または地方公共団体の一会計年度の年間予算として当初に成立した予算。当初予算。→補正予算 →暫定予算
ほん‐よみ【本読み】
1 本を読むこと。また、本を好んで読む人。読書家。 2 演劇などで、けいこに入る前に、作者や演出家が出演者を集めて脚本を読んで聞かせること。また、出演者が脚本を読み合わせること。「—に入る」
ほん‐らい【本来】
(副詞的にも用いる) 1 もともとそうであること。元来。「—の目的を考える」「人間は—感情の動物だ」 2 それが当たり前であること。道理であること。「—向こうからあいさつに来るべきだ」 [用法]...
ほん‐らい【奔雷】
激しく鳴る雷。「—の音は屋瓦(かわら)紙障(ふすま)を震うて」〈魯庵・社会百面相〉
ほんらい‐くう【本来空】
仏語。一切のものはもともと仮の存在であり、実体のないものであるということ。
ほんらい‐じょうぶつ【本来成仏】
仏語。この世のすべての人は本来そのまま仏であるということ。
ほんらい‐の‐めんもく【本来の面目】
仏語。すべての人がもともと持っている自然のままの心性。禅宗でいう。
ほんらい‐むいちもつ【本来無一物】
仏語。事物はすべて本来空(くう)であるから、執着すべきものは何一つないということ。禅宗でいう。