ぼう‐ち【某地】
ある土地。ある地方。地名が不明な場合や明示を避けるときに用いる。
ぼう‐ちぎり【棒千切り/棒乳切り】
「棒千切り木」の略。「喧嘩(けんか)すぎての—」
ぼうちぎり‐き【棒千切り木】
物を担ったり、振ったりするのに適当な棒。喧嘩などに使う棍棒。ぼうちぎり。ぼうちぎれ。「隣家の旅籠屋ども、—にて駆けつけ」〈浄・丹波与作〉
ぼう‐ちゅう【忙中】
忙しい最中。
ぼう‐ちゅう【坊中】
《「ぼうぢゅう」とも》 1 町の中。まちなか。「—に経行して」〈盛衰記・二八〉 2 僧坊の中。寺の中。「ここの—かしこの在家に引き入り」〈太平記・三六〉
ぼう‐ちゅう【防虫】
衣料や書籍などに虫のつくのを防ぐこと。
ぼう‐ちゅう【房中】
1 部屋の中。 2 閨房(けいぼう)の中。
ぼう‐ちゅう【傍注/旁註】
本文のわきに書き添えた注釈。
忙中(ぼうちゅう)閑(かん)あり
忙しい中にも、わずかなひまはあるものである。
ぼうちゅう‐ざい【防虫剤】
害虫がつくのを防ぐ薬剤。ナフタリン・樟脳(しょうのう)など。