ひきつ‐ぼし【ひきつ星】
「ひつき星」に同じ。
ひき‐ぼし【引き干し】
引きのばして日に干したもの。特に、海草の類。「昼、あなたに—奉れたりつる返り事に」〈源・夢浮橋〉
ひこ‐ぼし【彦星】
鷲(わし)座のα(アルファ)星アルタイルの和名。牽牛(けんぎゅう)星。牛飼い星。犬飼い星。《季 秋》「—のしづまりかへる夕かな/青々」
ひぞう‐えぼし【秘蔵烏帽子】
《「えぼし」は「えぼし子」の意》大切にし、かわいがっている子。「軒をはなれぬ寵愛の—が来たわいなう」〈滑・浮世床・二〉
ひたい‐えぼし【額烏帽子】
1 烏帽子の代用として、三角形の黒い絹や紙の底辺にひもをつけて額に当て後頭部で結んだもの。主に子供がつけた。 2 葬式のときに、近親者または死者が額に当てる三角形の白紙。
ひだりおり‐えぼし【左折烏帽子】
風折(かざおり)烏帽子で、左側に折り曲げたもの。ひだりえぼし。
ひつき‐ぼし【ひつき星】
二十八宿の一、斗宿(としゅく)の和名。ひきつ星。→斗(と)
ひとつ‐ぼし【一つ星】
1 明け方または夕方にただ一つ出ている星。明けの明星。また、宵の明星。金星。 2 航海の方位の基準とする星。北極星。
ひ‐とぼし【火点し】
「ひともし」に同じ。
ひなつ‐ぼし【火夏星/熒惑星】
火星の異称。