もみ‐えぼし【揉烏帽子】
薄く漆を塗って柔らかにもんだ烏帽子。兜(かぶと)などの下に折り畳んで着用した。引立(ひきたて)烏帽子。梨(なし)打ち烏帽子。
もろまゆ‐えぼし【諸眉烏帽子】
立(たて)烏帽子。風折(かざおり)烏帽子の眉が左右両側にあるもの。
ゆうぼし【夕星】
日本画家、東山魁夷の絶筆。平成11年(1999)の作で、サインや落款はない。長野県信濃美術館東山魁夷館蔵。
ゆ‐こぼし【湯零し/湯翻し】
1 飲み残した湯茶などを捨てる容器。こぼし。 2 茶道で、茶碗を洗った湯を入れる容器。建水(けんすい)。こぼし。
ゆで‐こぼし【茹で溢し】
ゆでて、その汁を流し捨てること。食材のぬめりや灰汁(あく)、余分な脂などを取り除くために行う。
よこさび‐の‐えぼし【横皺の烏帽子】
横皺のある烏帽子。
よばい‐ぼし【婚ひ星/夜這ひ星】
流れ星。「—、少しをかし」〈枕・二五四〉
よ‐ぼし【夜干し】
衣類などを夜間に干すこと。
よろ‐ぼし【弱法師】
「よろぼうし」の音変化。「これに出でたる乞丐人(こつがいにん)は、いかさま例の—か」〈謡・弱法師〉 [補説]作品名別項。→弱法師
よろぼし【弱法師】
謡曲。四番目物。観世元雅作。大坂の天王寺で高安通俊が、諦観に身を置く弱法師という盲目の乞食(こじき)に会い、それがわが子の俊徳丸と知る。よろぼうし。
日本画家、下村観山の代表作。絹本金地着色...