おたまり‐こぼし【御溜まり小法師】
《「起き上がり小法師」に語呂(ごろ)を合わせていう》「御溜まり」に同じ。「お酒が毒になって—があるもんか」〈柳浪・今戸心中〉
おに‐ぼし【鬼星】
二十八宿の一、鬼宿(きしゅく)の和名。→鬼(き)
おぼおぼ・し
[形シク] 1 ぼんやりして、はっきりとしない。おぼろげである。「たそがれ時の—・しきに」〈源・常夏〉 2 隔てがましい。よそよそしい。「思し隔てて、—・しくもてなさせ給ふには」〈源・夢浮橋〉 ...
お‐ぼし【男星】
彦星(ひこぼし)。
おぼほ・し
[形シク]《「おほほし」「おぼぼし」とも》 1 おぼろげである。ぼんやりしている。「雲間よりさ渡る月の—・しく相見し児らを見むよしもがも」〈万・二四五〇〉 2 心が沈んで晴れない。「玉桙(たまほ...
お‐めこぼし【御目溢し】
「目溢し」の尊敬語。「恐れながら—のほどを」
おやにない‐ぼし【親荷星/親担星】
二十八宿の一、心宿の和名。→心(しん)
おり‐えぼし【折烏帽子】
頂を折り伏せた形の烏帽子。武士がかぶったので侍烏帽子ともいう。
おりひめ‐ぼし【織(り)姫星】
「織女星(しょくじょせい)」に同じ。
かけ‐えぼし【掛烏帽子】
掛緒(かけお)を使わずに、後ろの針だけで留めておく折烏帽子(おりえぼし)のかぶり方。また、その烏帽子。うちかけえぼし。