ぼろぼろ‐の‐き【ぼろぼろの木】
ボロボロノキ科の落葉小高木。山地に生え、細枝は折れやすく、冬には落ちてしまう。葉は卵形で先がとがる。春、黄色の花をつけ、実はやや楕円形。材はもろい。九州に分布。
ぽろ‐ぽろ
[副](スル)「ぼろぼろ
」よりやや軽い感じを表す語。「涙を—(と)こぼす」「悪事が—(と)露見する」
[形動]もろく砕けるさま。「可い加減冷めて—になった御飯に」〈近松秋江・別れたる妻に送...
やぶれ‐ぞうり【破れ草履】
すり切れて、ぼろぼろになった草履。やれぞうり。
らん‐る【襤褸】
破れた衣服。ぼろぼろの衣服。また、ぼろきれ。ぼろ。つづれ。「—をまとう」
わわ・く
[動カ下二]ぼろぼろになる。「綿もなき布肩衣の海松(みる)のごと—・けさがれる」〈万・八九二〉