ぼんもう【梵網】
「梵網経」の略。
ぼんもう‐え【梵網会】
梵網経を講読して冥福(めいふく)を祈る法会。日本では聖武天皇の生母追善のために行われたのが最初。
ぼんもう‐きょう【梵網経】
2巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳と伝えられたが、5世紀ごろ中国での成立とみられる。下巻は十重禁戒・四十八軽戒(きょうかい)をあげて大乗戒(菩薩(ぼさつ)戒)を説き、戒本とされる。最澄がこれに基づ...
ぼんもう‐ぼさつかい【梵網菩薩戒】
仏語。梵網経下巻に説かれる菩薩戒。十重禁戒・四十八軽戒(きょうかい)のこと。
ぼんやり
[名]気持ちが集中せず間が抜けていること。また、その人。 [副](スル) 1 物の形や色などがはっきりせず、ぼやけて見えるさま。「島影が—(と)見える」 2 事柄の内容などがはっきりしないさ...
ぼん‐よう【凡庸】
[名・形動]平凡でとりえのないこと。また、その人や、そのさま。「—な(の)人物」 [派生]ぼんようさ[名]
ぼんような‐あく【凡庸な悪】
第二次大戦中に起きたナチスによるユダヤ人迫害のような悪は、根源的・悪魔的なものではなく、思考や判断を停止し外的規範に盲従した人々によって行われた陳腐なものだが、表層的な悪であるからこそ、社会に蔓...
ボンラッティ【Bunratty】
⇒バンラティ
ボンラッティ‐じょう【ボンラッティ城】
《Bunratty Castle》⇒バンラティ城
ぼん‐りゅう【凡流】
1 月並みの流儀。 2 平凡な門流。平凡な家柄。「鄙夫(ひふ)—の身なりし原質を」〈中村訳・西国立志編〉