ふずもう【文相撲】
《「ふみずもう」とも》狂言。新しく雇った男の得意芸が相撲と聞いた大名が、自ら相手をして負けてしまう。大名は相撲の書を読んで再戦するが、また負けてしまい、腹いせに太郎冠者(かじゃ)を打ち転がす。
ふ‐すう【負数】
数学で、零より小さい数。負の数。マイナスの数。⇔正数。
ふち‐まい【扶持米】
扶持として給与される米。俸米(ほうまい)。
ふたりしずか【二人静】
謡曲。三番目物。宝生以外の各流。義経記などに取材。静御前の霊が菜摘み女に乗り移って舞をまい、吉野の勝手明神の神職に回向(えこう)を頼む。
ふつか‐よい【二日酔い】
酒の酔いが翌日まで残り、はきけや頭痛・めまいなどがして気分の悪い状態。宿酔(しゅくすい)。
ふじやま【藤山】
姓氏の一。 [補説]「藤山」姓の人物藤山一郎(ふじやまいちろう)藤山寛美(ふじやまかんび)
ぶつん
[副](多く「と」を付けて用いる。「ぷつん」よりやや重い感じを表す) 1 張りつめていた太いひも・綱などが急に断ち切れる音、また、そのさまを表す語。ぶっつり。「ロープが—と切れてしまう」 2 続...
ふっつ‐と
[副] 1 物を断ち切るさま。ぷっつりと。「秘法の七五三(しめ)縄—きれば」〈伎・鳴神〉 2 きっぱりと。断然。「以来は—いづかたへも参るまいほどに」〈虎明狂・箕被〉
ぶす【附子】
狂言。主人が太郎冠者(かじゃ)と次郎冠者に附子という毒の見張りを命じて外出する。二人はそれが実は砂糖だと知ってなめ尽くしてしまい、わざと主人の大事な物を壊して、附子をなめたが死ねなかったと言いわ...
ふじ‐の‐やまい【不治の病】
決して治らない病気。ふちのやまい。「—に冒される」