まえ‐さげ【前提げ】
巾着(きんちゃく)の上にひも通しをつけ、帯革をつけて前腰にさげるもの。安永(1772〜1781)のころ、京坂地方で流行した。前巾着(まえぎんちゃく)。
まえ‐さばき【前捌き】
1 相撲で立ち合いの時、先手を取るため相手の手をしぼり、いなすなどして、有利な体勢をつくること。 2 主要な事柄を順調に進めるため、あらかじめ行う処理。事前処理。下準備。「審議会提出には—が必要だ」
まえ‐ざし【前挿(し)/前差(し)】
女の髷(まげ)の前の方に挿すかんざし。
まえ‐じて【前仕手】
《「まえして」とも。ふつう「前ジテ」と書く》能または狂言で、前後二場からなる曲の中入りより前に出るシテ。⇔後(のち)仕手。
まえ‐しりえ【前後】
前方と後方。また、勝負事などで、右方と左方。「上の女房—と装束き分けたり」〈源・絵合〉
まえじた‐ぼいん【前舌母音】
⇒ぜんぜつぼいん(前舌母音)
まえ‐すそ【前裾】
着物やスカートの下のへりで、前方の部分。
マエスタ【Maestà】
⇒荘厳の聖母
まえ‐すだれ【前簾】
牛車(ぎっしゃ)などの前面にかけるすだれ。
マエストラ‐さんみゃく【マエストラ山脈】
《Sierra Maestra》キューバ南東部にある山脈。キューバ島南東岸のクルス岬と最東端のマイシ岬を結び、約250キロメートルにわたって連なる。西部に同国最高峰のトゥルキノ山がそびえ、東麓に...