まき‐め【巻き目】
紙などを巻いて、巻きおえた端。また、巻いた箇所。「いとほそく巻きて結びたる、—はこまごまとくぼみたるに」〈枕・二九四〉
まき‐も・つ【巻き持つ/纏き持つ】
[動タ四]手に巻きつけて持つ。「我(あ)が恋ふる君玉ならば手に—・ちて」〈万・一五〇〉
まき‐もど・す【巻(き)戻す】
[動サ五(四)]巻いて元の状態にもどす。巻き返す。「フィルムを—・す」
まき‐もの【巻(き)物】
1 書画などをかいた横に長い紙を表装し、軸に巻いたもの。巻き軸。 2 「巻子本(かんすぼん)」に同じ。 3 軸に巻いた反物。 4 「巻き鮨」に同じ
まき‐もめん【巻(き)木綿】
傷口などに巻きつける木綿。包帯にする木綿。
マキャベリアニズム【Machiavellianism】
⇒マキャベリズム
マキャベリズム【Machiavellism】
《「マキアベリズム」「マキャベリアニズム」とも》 1 マキャベリが「君主論」の中で述べた政治思想。15〜16世紀のイタリアを背景に、君主の現実主義的な統治を主張し、政治目的のためにはいかなる反道...
ま‐きゅう【魔球】
球技で、相手を惑わせる特別な変化球。
ま‐きょう【魔境】
1 悪魔や魔物の住む世界。魔界。 2 どんな危険がひそむかわからない人跡まれな地域。「神秘の—を探る」 3 遊里や賭博(とばく)場など、人を誘惑して逃れられなくさせる場所。魔窟(まくつ)。「歓楽...
ま‐きょう【魔鏡】
光を当てて反射光を壁に投影すると、像や模様が陰影となって現れる金属鏡。薄く作った鏡の裏面に模様を鋳込んで表面(鏡面)を磨くと、鏡面に微細な凹凸が生じて反射光に明暗の差を作り出す仕組み。