枕(まくら)結(むす)・ぶ
草を結んで枕にする。旅寝する。「行末はいまいくよとか磐代(いはしろ)の岡のかやねに—・ばむ」〈新古今・羇旅〉
マクラメ【(フランス)macramé】
⇒マクラメレース
まくら‐めし【枕飯】
死者の枕もとに供える飯。
マクラメ‐レース
《(和)macramé(フランス)+lace》《マクラメはもとアラビア語で飾り房の意》手芸の一。ひもや糸などを結び合わせながらいろいろな幾何学的模様を作るもの。袋物やベルト・テーブルクロスなどに...
まくら‐もと【枕元/枕許】
寝ている人の枕のあたり。枕頭(ちんとう)。まくらがみ。まくらべ。
まくら‐ものがたり【枕物語】
寝物語のこと。「女郎しどけなくゆたかに、外の男と同じ—」〈浮・諸艶大鑑・五〉
まくらものぐるい【枕物狂】
狂言。祖父が若い娘に恋をし、枕をつけた笹を持って狂乱するので、孫が娘を連れてくる。
まくら‐やり【枕槍/枕鑓】
枕もとに置いておく護身用の槍。「女中手々(てんで)に—、長刀(なぎなた)にて引っ包み、囲ひ防げば」〈浄・反魂香〉
枕(まくら)を重(かさ)・ねる
男女がたびたび一緒に寝る。情交を重ねる。「人目を忍んで—・ねる」
枕(まくら)を交(か)わ・す
男女が共に寝る。「—・した仲」