しぬ・ぶ【偲ぶ】
[動バ四] 1 《「しの(偲)ぶ」の音変化。上代は「しぬふ」》「しの(偲)ぶ1」に同じ。「瓜食(は)めば子ども思ほゆ栗食めばまして—・はゆ」〈万・八〇二〉 2 《江戸時代に万葉仮名の「の」の読...
しみ‐こお・る【凍み氷る】
[動ラ四] 1 かたくこおる。こおりつく。「雪いたう積もりて—・りたる呉竹の枝に」〈狭衣・二〉 2 こおりついたように感情が働かなくなる。気がひどくめいる。「身もきるるやうに、心も—・りて」〈宇...
しん‐に【心耳】
心の耳。心を耳とすること。しんじ。「まず—を澄まして聴聞あれや」〈露伴・日ぐらし物語〉
シーイーオー‐さぎ【CEO詐欺】
《CEO fraud》コンピューター犯罪の一。CEOなどの経営幹部になりすまして偽のメールを送信し、金銭を詐取したり、機密情報を漏洩(ろうえい)させたりするビジネスメール詐欺。
じ‐もの
[接尾]《形容詞語尾「じ」+名詞「もの」から》名詞に付いて、…のようなもの(として)、…であるもの(として)などの意を表す。連用修飾句として用いられることが多い。「鳥—朝立ちいまして」〈万・二一...
じゅ‐ろう【入牢】
[名](スル)牢に入れられること。また、牢に入ること。にゅうろう。⇔出牢。「以前其の子分のことで—しまして」〈鉄腸・花間鶯〉
じゅん‐ごうかんざい【準強姦罪】
女性の心神喪失や抵抗ができないことに乗じて、または暴行・脅迫によらずこれらの状態にして姦淫する罪。平成29年(2017)の法改正により、準強制性交等罪に改められた。 [補説]改正前の刑法第178...
じゅん‐さぎざい【準詐欺罪】
判断能力の低い未成年者や、心神耗弱の人をだまして財物を奪い取る罪。また、同様にして、自己または第三者に不法な財産的利益を得させる罪。刑法第248条が禁じ、10年以下の懲役に処せられる。
じん‐かん【人間】
人の住んでいる世界。世間。にんげん。「老人に身をやつしまして暫く—に住んでおりました」〈中勘助・鳥の物語〉
すい‐づつ【吸(い)筒】
酒や水を入れて持ち歩く筒形の容器。水筒。「弁当の用意を致し、酒を—へ詰め込みまして」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉