じゅ‐ごん【呪言】
まじないに唱える言葉。じゅげん。
じゅ【呪】
1 他人に災いが生じるように神に願うこと。のろい。呪詛(じゅそ)。 2 自分の災いを取り除くために神仏に願うこと。呪術(じゅじゅつ)。まじない。 3 仏語。陀羅尼(だらに)。真言(しんごん)。
じゃ‐じゅつ【邪術】
1 不正な方法。また、幻術。魔法。 2 人類学などで、呪術の一分類。意図的に他人に災いを及ぼすためのまじない。
しゃち‐ほこ【鯱】
1 想像上の、魚に似た海獣。頭は虎(とら)に似て背に鋭いとげがあり、尾は空に向かって反り返る。 2 城などの屋根の大棟(おおむね)の両端につける1をかたどった金属製・瓦製などの飾り物。火よけのま...
こ【蠱】
[音]コ(漢) 1 まじないに使う虫。人を害する呪いや毒薬。「蠱毒/巫蠱(ふこ)」 2 惑わす。乱す。「蠱惑」
く‐じ【九字】
1 9個の文字。 2 修験者などが、災害を払う護身のまじないとして唱えた9文字の文句。「臨兵(りんぴょう)闘者皆陣列在前」と呪(じゅ)を唱え、指で空中に縦4本、横5本の線をかく。中国の道家で行わ...
じゅ‐じゅつ【呪術】
神や精霊などの超自然的力や神秘的な力に働きかけ、種々の願望をかなえようとする行為、および信念。まじない・魔法・魔術など。
う‐ほ【禹歩】
1 天皇または貴人が外出のとき、道中の無事を祈って陰陽家(おんようけ)がまじないを唱えながら舞踏する作法。反閇(へんばい)。 2 歩き方が大股であること。 3 足の不自由な人。 [補説]中国で夏...
いん‐の‐こ【犬の子】
《「いぬのこ」の音変化》子供が夢をみておびえているときなどに唱えた、まじないの言葉。「泣くな泣くな。夢でも見たか。—、—」〈伎・小袖曽我〉
うし‐ゆ【丑湯】
夏の土用の丑の日に、薬草などを入れた湯に入ること。また、その湯。病気をしないまじないとされる。《季 夏》