まち‐ぼり【町彫(り)】
江戸時代の装剣金具で、将軍家・大名家の御用を務めた後藤家の家彫りに対し、それ以外の在野の金工が彫ったもの。また、その流派の総称。横谷宗珉(よこやそうみん)に始まる。
まち‐まち【区区】
[名・形動]物事や意見などが、それぞれ異なっていること。また、そのさま。さまざま。「—な(の)服装」「各人が—に意見を述べる」
まち‐まわり【町回り/町廻り】
1 芝居の興行で、役者などがあいさつや宣伝のために町中を回ること。 2 江戸時代、町飛脚が金銭や書状の集配のために町を回り歩いたこと。
まちむら‐は【町村派】
自由民主党の派閥の一。清和政策研究会の平成18年(2006)から平成26年(2014)の通称。町村信孝が会長を務めた。→細田派
まち‐もうけ【待(ち)設け】
準備をして待つこと。
まち‐もう・ける【待(ち)設ける】
[動カ下一][文]まちまう・く[カ下二] 1 準備をして待つ。まちうける。「来客を—・ける」 2 そうなることを願う。期待する。「昇給を—・ける」
まち‐もの【待ち物】
出来合いの品物。〈日葡〉
まち‐や【町家/町屋】
1 町の中の家。特に、商家。ちょうか。「—に育つ」 2 町なか。町。「—は空地なし。いかにも広き所に住みたや」〈咄・醒睡笑・七〉
まち‐やく【町役】
1 町人に課せられた諸役。金銭的負担と労務的負担とがあり、地主が負担した。 2 「町役人」の略。ちょうやく。
まち‐やくにん【町役人】
江戸時代、身分は町人で、町奉行の支配下に、都市の民政をつかさどった役人の称。名称は都市によって異なった。町名主・町年寄・町代の類。町役。ちょうやくにん。