まつ‐けむし【松毛虫】
マツカレハの幼虫。成熟した幼虫は7センチほどにもなり、黒褐色の地に橙色や銀色の鱗片(りんぺん)があり、背面に藍黒色の毒毛の束をもつ。松の葉を食べる大害虫。
ま‐つ‐げ【睫/睫毛】
《「目(ま)つ毛」の意》まぶたの縁に生えている毛。「つけ—」「逆(さか)さ—」
まつ‐げい【末芸】
重要でない技芸。末技。
まつげ‐エクステンション【睫エクステンション】
《extension は、つけ毛の意》一本一本のまつげに人工毛を専用の接着剤で付ける美容法。また、それに用いるつけ毛。→つけまつげ
睫(まつげ)を濡(ぬ)ら・す
だまされないように用心する。眉(まゆ)に唾(つば)をつける。「狐や化かしぬと—・して居たりけり」〈浄・蝉丸〉
睫(まつげ)を読(よ)ま◦れる
1 《狐にまつげを数えられると化かされるという俗信から》だまされる。化かされる。「女は化け物、姫路のおさかべ狐もかへって眉毛よまるべし」〈浮・五人女・一〉 2 《まつげは自分のものなのに、自分で...
まつ‐ご【末期】
人の死のうとする時。死に際(ぎわ)。臨終。「—の言葉」
まつご‐の‐みず【末期の水】
臨終の際に、その人の口にふくませる水。死に水。
まつご‐ようし【末期養子】
江戸時代、後嗣のない武家が一家の断絶を避けるため危篤状態になってから急に願い出る養子。急養子。
まつさか【松坂】
1 越後を中心に東北地方に分布する祝い歌。土地により松坂節・荷方(にがた)節・謙良(けんりょう)節などとよばれる。 2 北陸から九州地方まで広く分布する盆踊り歌。1が広まって変化したものとも、伊...