ざい‐らい【在来】
これまであったことや、行われていたこと。また、そのもの。今までどおり。「—の風習」
さっかいき【薩戒記】
室町時代の公卿中山定親の日記。応永25年(1418)から嘉吉3年(1443)までの日記と、永享元年(1429)までの目録・部類記などからなる。室町中期の政治・経済史を知る重要史料。
さんこう‐すいちょう【山高水長】
山がいつまでも高くそびえ、水がいつまでも流れているように、聖人君子の徳が長く伝わること。
さらぼ・う
[動ハ四]やせ衰える。やせて骨と皮ばかりになる。「いとほしげに—・ひて、肩のほどなどはいたげなるまで衣の上まで見ゆ」〈源・末摘花〉
さん‐あそうぎこう【三阿僧祇劫】
仏語。菩薩(ぼさつ)が仏果を得るまでの段階を三つに分けたもの。50の修行段階のうち、十信・十住・十行・十回向を第1阿僧祇劫、十地のうちの初地から七地までを第2阿僧祇劫、八地から十地を第3阿僧祇劫...
さぬきのすけのにっき【讃岐典侍日記】
平安後期の日記。2巻。讃岐入道藤原顕綱(ふじわらのあきつな)の娘長子作。嘉承2年(1107)6月から翌年12月晦日(みそか)までの記事。堀河天皇の発病から崩御、鳥羽天皇即位と大嘗会(だいじょうえ...
さて‐は
[接](「扨は」「扠は」「偖は」とも書く) 1 列挙した物事に追加するのに用いる。さらにそのうえ。それ以外にも。「飲んだり食べたり、—タクシー代まで払わされた」 2 前の発言を受けて、ある判断...
わき‐たけ【脇丈】
洋裁で、ズボン・スカートではウエストラインから裾(すそ)まで、ワンピースでは袖ぐりの下から裾までの寸法。
あ【亜】
日本の詩雑誌。大正13年(1924)11月、安西冬衛、北川冬彦、滝口武士らが中心となり中国の大連で創刊。短詩、新散文詩の試みなど、昭和初期の日本のモダニズム詩の発展につながる実験的作品の発表の場...
んす
[助動][んせ・んしょ|んし|んす|んす・んする|んすれ(んすりゃ)|んせ(んし)]《尊敬の助動詞「しゃんす」の音変化》助動詞「しゃんす」に同じ。「必ずそれまで短気な心持たんすな」〈浄・卯月の紅葉〉