しぶかわ‐に【渋皮煮】
渋皮がついたままの栗を、あく抜きをした後、砂糖を加え煮たもの。
しぼり‐ばなし【絞り放し】
絞り染めのくくり糸をとったあと、縮んだままにしておくこと。また、その布。
しぶ‐しぶ【渋渋】
[副]気が進まぬまま、しかたなく物事をするさま。嫌々ながら。「—(と)承諾する」 [形動ナリ]に同じ。「童(わらは)—に法師になりにけり」〈宇治拾遺・五〉
じびん‐もの【自鬢物】
シテが自鬢のままでつとめる能。シテが現在生存している男性として登場する場合に限られる。「望月」「鉢木(はちのき)」など。直面物(ひためんもの)。
しめ‐き・る【締(め)切る/閉(め)切る】
[動ラ五(四)] 1 戸・門・窓などを、全部しめる。また、完全にしめる。「部屋じゅうの窓を—・る」「バルブを—・る」 2 戸や窓などを、長い間しめたままにしておく。「冬の間山小屋を—・る」 3 ...
しびと‐がえり【死人返り】
歌舞伎の立ち回りで、切られた役者が直立したままの姿勢からとんぼ返りをして倒れること。
じ‐ばく【自縛】
[名](スル) 1 自分で自分を縛ること。 2 自分の主張した意見にとらわれて、思うままに振る舞えない状態に陥ること。「自縄—」
しびれ‐ひめ【痺れ姫】
歌舞伎で、長時間すわったまま、せりふも動きもない姫の役。足がしびれてしまうところからいう。
じ‐びん【自鬢】
1 自分で自分の髪を結うこと。また、その髪。「あたまは—のくさたばね」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 能で、演者がかつらをつけずに、結ってある自分の髪のままで舞台に出たこと。
し‐びん【溲瓶/尿瓶】
《「しゅびん」の音変化》病人や老人が、寝たまま尿をするのに用いる器。