しゅん‐しょく【春色】
1 春の景色。春景。また、春の気配。「—濃い山々」《季 春》 2 なまめかしい姿やようす。「芸者は新橋の精選(よりぬき)と見えて。流石(さすが)に—も見える」〈紅葉・二人女房〉
じゃけつ‐いばら【蛇結茨】
マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山地や河原に生える。枝にとげをもち、葉は羽状複葉。初夏、黄色の花が多数開き、果実はさや状になる。種子は有毒であるが、漢方で雲実(うんじつ)といい、マラリアや下...
しゃじく‐そう【車軸草】
マメ科の多年草。本州中部の高原に生え、茎は高さ約30センチ。葉は手のひら状の複葉で、5枚の小葉からなる。夏から秋に、茎の先に淡紅紫色の小花を扇形に並べてつける。
じゃら‐くら
[副](スル)なまめかしく戯れあうさま。でれでれ。じゃらじゃら。「白粉(おしろい)を塗って—されては虫唾(むしず)が走る」〈魯庵・社会百面相〉
しゅ‐が【珠芽】
零余子(むかご)のこと。たまめ。
じょうそう‐だいち【常総台地】
関東平野の東部に広がる洪積台地。利根川をはさんで茨城県側の常陸(ひたち)台地と千葉県側の下総(しもうさ)台地とに分かれる。陸稲・麦・イモ・マメなどの畑作が盛ん。
しふん‐の‐き【脂粉の気】
女っけ。なまめかしさ。「—が立ち籠めている桟敷(さじき)」〈鴎外・余興〉
すが・う【次ふ】
[動ハ四] 1 すぐあとに続く。次(つ)ぐ。また、匹敵する。多く、複合語の形で用いられる。「中の君も、うち—・ひて、あてになまめかしう」〈源・紅梅〉 2 くいちがう。いきちがう。「—・ひて遇(あ...
すくすく・し
[形シク] 1 堅苦しい。きまじめである。「内の御心、いとめでたくあるべかしく—・しうさへありて」〈栄花・暮待つ星〉 2 無愛想である。「いかなるまめ人にかあらむ、—・しうさしあゆみて往ぬるもあ...
スイート‐ピー【sweet pea】
マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。高さ1〜2メートル。葉は羽状複葉で、最下部の一対の小葉のほかは、巻きひげになっている。葉のわきに大形の紅・桃・紫・白色などの蝶形花をつける。イタリアのシチリア島...