こと‐し‐も【事しも】
[副]《名詞「こと」+副助詞「し」+係助詞「も」から》ちょうど。あたかも。まるで。呼応の副詞のように、下に「如く」「ように」などの語をとることが多い。「聖人、—我が父母(ぶも)などの病まんを歎か...
こどもっ‐ぽ・い【子供っぽい】
[形]言動がまるで子供のようである。幼稚である。「言うことが—・い」⇔大人っぽい。 [派生]こどもっぽさ[名]
さ‐しながら【然しながら】
[副]《副詞「さ」+サ変動詞「す」の連用形+副助詞「ながら」から》 1 そっくりそのまま。「—人の心をみくまのの浦の浜木綿(はまゆふ)幾重なるらむ」〈拾遺・恋四〉 2 まるで。さながら。「大空に...
さ‐ながら【宛ら】
《副詞「さ」+接続助詞「ながら」から》 [副] 1 非常によく似ているさま。まるで。そっくり。「—滝のような雨」「地獄絵—のすさまじさ」 2 そのまま。もとのまま。「池などは—あれど」〈枕・一...
さばき【裁き/捌き】
1 (裁き)理非を明らかにすること。裁判。審判。「法の—を受ける」「神の—が下る」 2 手先を使って物事をうまく取り扱うこと。「袱紗(ふくさ)—」「鋏(はさみ)の—がまるで下手なくせに」〈高見・...
サンティレーネ‐きょうかい【サンティレーネ教会】
《Chiesa di Sant'Irene》イタリア南部、プーリア州の都市レッチェにある教会。16世紀末から17世紀半ばにかけて、フランチェスコ=グリマルディの設計により建造。ファサードと内装に...
ザファラン‐しゅうどういん【ザファラン修道院】
《Deyrulzafarân Manastırı》トルコ南東部の都市マルディンの東郊にあるシリア正教会の修道院。名称は「サフランの修道院」を意味し、赤みを帯びた石材を使用していることに由来する。...
しっ‐かい【悉皆】
[副] 1 残らず。すっかり。全部。「少しも包み隠さず、—話して了(しま)って」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 まるで。「白いふんどしで、かごの胴中をくくった所は、—おやしきの葬礼といふものだ」〈...
しろ‐の‐きゅうでん【白の宮殿】
《Palazzo Bianco》イタリア北西部、リグリア州の都市ジェノバにある宮殿。16世紀にグリマルディ家のために建造。名称は白い外壁に由来する。現在はファン=ダイクやルーベンスなどのフランド...
スピノーラ‐きゅうでん【スピノーラ宮殿】
《Palazzo Spinola》イタリア北西部、リグリア州の都市ジェノバにある宮殿。16世紀末にグリマルディ家の館として建造。内部はロココ風の装飾を施され、天井にはグリマルディ家を称えるフレス...