まんじゅう‐かなもの【饅頭金物】
釘の頭を隠すために打つ半球形の装飾金物。乳金物(ちかなもの)。
まんじゅう‐がさ【饅頭笠】
頂が丸くて浅い、まんじゅうの形を思わせるようなかぶり笠。
まんじゅう‐がに【饅頭蟹】
オウギガニ科の一群のカニ。房総半島以南の浅海の岩礁にみられ、甲は横長の楕円形。甲の表面が滑らかなスベスベマンジュウガニは甲幅約5センチ、紫褐色で、有毒。
まん‐じゅうでん【満充電】
蓄電池や蓄電器で、十分に電気エネルギーが蓄えられた状態。フル充電。
まんじゅう‐はだ【饅頭肌】
饅頭のように白くふっくらとした肌。「きさまの様な—が我等の好物」〈浄・大塔宮〉
まんじゅうらく【万秋楽】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で新楽の大曲。林邑(りんゆう)楽の一。舞は六人または四人の文(ぶん)の舞。番舞(つがいまい)は地久(ちきゅう)。まんじゅらく。
まんじゅ‐さん【万寿山】
中国、北京市北西郊の頤和園(いわえん)にある山。清の乾隆(けんりゅう)帝が母の寿を祝って名づけ、離宮を営んだ。景勝地。ワンショウシャン。
まんじゅしゃげ【曼珠沙華】
1 《(梵)mañjūṣakaの音写。如意花などと訳す》仏語。白色柔軟で、これを見る者はおのずから悪業を離れるという天界の花。 2 ヒガンバナの別名。《季 秋》
まんじゅ‐じ【万寿寺】
京都市東山区の東福寺内にある臨済宗の寺。山号は、京城山。永長2年(1097)白河上皇が皇女藤原媞子の遺宮を仏寺として六条御堂と称したのに始まる。正嘉年間(1257〜1259)に禅寺となり、万寿寺...
まんじゅじ‐どおり【万寿寺通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。五条通り北側の小路で、名は万寿寺があったことによる。全長約2.7キロ。