こと‐と・う【言問ふ/事問ふ】
[動ハ四] 1 物を言う。口をきく。「—・はぬ木すら春咲き秋づけばもみぢ散らくは常をなみこそ」〈万・四一六一〉 2 言葉をかける。親しく言い交わす。「み空行く雲にもがもな今日行きて妹(いも)に—...
こと‐わけ【事訳】
事の次第。わけ。事情。「その充分な—はのみこめないのだが」〈中勘助・銀の匙〉
じゃ‐の‐すけ【蛇之助】
《「古事記」にある、須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐(やまた)の大蛇(おろち)に酒を飲ませて退治したという伝説から》大酒飲みのこと。「一谷(いちがい)の—さまというて…大上戸」〈浮・色三味線・四〉
このえ‐づかさ【近衛府】
1 「このえふ」に同じ。「—にてこの君の出で給へるに」〈枕・一二〉 2 近衛府の官人。「—、いとつきづきしき姿して、御輿(みこし)のことども行ふ」〈紫式部日記〉
この‐じんじゃ【籠神社】
京都府宮津市にある神社。祭神は彦火明命(ひこほあかりのみこと)・豊受大神ほか。籠守(こもり)大明神。籠(もり)神社。丹後国一の宮。
ごみ【五味】
姓氏の一。 [補説]「五味」姓の人物五味康祐(ごみこうすけ)五味太郎(ごみたろう)五味康祐(ごみやすすけ)
さるだひこ‐の‐かみ【猿田彦神】
《「さるたひこのかみ」とも》日本神話の神。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の降臨に際し道案内をした怪異な容貌の神。のち、伊勢国五十鈴川のほとりに鎮座したという。日本書紀では衢(ちまた)の神とされ、中世...
かみ‐つぶ・す【噛み潰す】
[動サ五(四)] 1 かんでつぶす。「苦虫を—・したような顔」 2 出かかる笑い声やあくびを抑えてがまんする。かみころす。「笑いを—・す」
がん‐ぱい【眼杯】
脊椎動物の目の発生過程の一段階。前脳から突出した左右一対の眼胞の先端部が、内側へくぼみこんで杯状になったもの。内層がやがて網膜に、外層は色素層に分化する。
いやひこ‐じんじゃ【弥彦神社】
新潟県西蒲原郡弥彦(やひこ)村にある神社。祭神は天香山命(あまのかぐやまのみこと)。越後国一の宮。やひこじんじゃ。