みず‐あおい【水葵/雨久花】
ミズアオイ科の一年草。水田・沼などに自生し、高さ約30センチ。葉は心臓形で柄が長い。9、10月ごろ、紫青色の花を総状につけ、花びらは六つに裂けている。古くは葉を食用にし、栽培もされた。なぎ。《季 夏》
みず‐あか【水垢】
水に溶け込んでいた物質が分離して固まったもの。物に付着したり水中に浮遊したりする。みあか。
みず‐あげ【水揚げ】
[名](スル) 1 船の荷物を陸に移すこと。「荒天で—が遅れる」 2 漁業の収穫。漁獲高。 3 商売などの売り上げや稼ぎ高。「値上げ以来—が目減りする」 4 生け花で、花材がよく水を吸うようにす...
みず‐あさぎ【水浅葱/水浅黄】
1 薄い浅葱色。みず色。 2 《1の色をしていたところから》江戸時代の囚人服。「親分は—迄着た男」〈柳多留・四〉
みず‐あし【水足/水脚】
1 河川などの水量の増減の速さ。水のさしひき。「速い—」 2 浮かんでいる船の船底から水面までを垂直に測った長さ。喫水(きっすい)。「—が深い」
みず‐あそび【水遊び】
1 海・湖・川などの水に入って遊ぶこと。また、子供などが、水を使って遊ぶこと。《季 夏》「街の子や雨後の溜りの—/友二」 2 遊女を揚げて遊ぶこと。「この美君をながめまゐらせ…、—の上盛り」〈浮...
みず‐あたり【水中り】
[名](スル)生水(なまみず)を飲んで胃腸をこわし、下痢をすること。「井戸水で—する」《季 夏》「—いゆるや旅の朝涼み/青々」
みず‐あび【水浴び】
[名](スル) 1 水を浴びること。からだに水をかけること。水浴。「庭先で—する」 2 泳ぐこと。水泳。《季 夏》
みず‐あぶ【水虻】
1 ミズアブ科の昆虫。体長約1.5センチ。体は黒色で太く、胸に銀毛があり、腹部両側に黄斑がある。幼虫は水生で、呼吸のための長い尾をもつ。 2 双翅(そうし)目ミズアブ科の昆虫の総称。体は幅広く扁...
みず‐あぶら【水油】
1 液状の油の総称。頭髪用のつばき油・オリーブ油・ごま油など。 2 なたね油などの灯油。