みず‐ぐい【水杙/水杭】
1 水の勢いをやわらげるために川岸に並べて打った杙。 2 ⇒水尺(みずじゃく)
みず‐くき【水茎】
《「みずぐき」とも》 1 筆。 2 筆跡。 3 手紙。便り。「—の数積もれども」〈盛衰記・三八〉
みず‐ぐし【水櫛】
髪をすくために水をつけて用いる歯のあらい櫛。
みず‐ぐすり【水薬】
液状の飲み薬。医薬品を水に溶かして製したもの。すいやく。
みず‐ぐち【水口】
《「みずくち」とも》 1 水を引き入れたり、放出したりする口。みなくち。 2 台所の水をくみ入れるための口。また、台所。「—のガラス戸に、日ざしがくっきりと」〈万太郎・露芝〉
みず‐ぐ・む【水含む】
[動マ四]水けをふくむ。また、果物が熟しすぎる。熟(う)む。「瓜を取りいでたりけるが、わろくなりて—・みたりければ」〈著聞集・一八〉
みず‐ぐも【水蜘蛛】
1 ミズグモ科のクモ。体長約1.5センチ。水中生活をする特異なクモで、水草の間に網巣を張り、水面から体の毛に空気をつけて運び、空気の部屋を作る。ユーラシアに分布し、日本でも見つかっている。 2 ...
みず‐ぐるま【水車】
1 「すいしゃ(水車)1」に同じ。 2 刀や槍を振り回すこと。激しく敵に襲いかかるようす。「—を回し、しだいしだいに攻め寄って」〈盛衰記・二二〉