水(みず)も溜(た)まらず
刀剣で鮮やかに切るさま。また、切れ味のよいさま。「—打ち落す」〈浄・手習鑑〉
みず‐もち【水餅】
餅を水につけ、かびやひび割れを防いで保存すること。また、その餅。《季 冬》「—や渾沌(こんとん)として甕(かめ)の中/石鼎」
みず‐もの【水物】
1 水・酒などの飲み物。 2 水分を多く含んでいる食べ物。果物など。 3 そのときの条件によって変わりやすく、予想しにくい物事。「選挙は—だ」 4 華道で、水辺に育つ花の総称。
水(みず)も漏(も)らさぬ
1 警戒・防御などが厳重で完全なさま。「—警備」 2 非常に親しいさま。「—仲」
みず‐もり【水盛/準】
細長い材に溝をつけて水を入れ、土台面などにのせて水平かどうかを測定すること。また、その器具。みずばかり。水準(すいじゅん)。
みず‐もり【水漏り】
「みずもれ」に同じ。
みず‐もれ【水漏れ】
[名](スル)水がもれること。みずもり。漏水(ろうすい)。「浴槽が—する」
みず‐や【水屋】
1 社寺で、参詣人が口をすすぎ手を洗い清める所。みたらし。 2 茶の湯で、茶室の隅に設け、茶事の用意をととのえたり、使用後に茶器を洗ったりする所。水遣(みずや)り。 3 水を扱う所。台所。 4 ...
みず‐やま【瑞山】
木々がみずみずしく美しい山。「畝傍(うねび)のこの—は日の緯(よこ)の大き御門に—と山さびいます」〈万・五二〉
みず‐ようかん【水羊羹】
寒天を煮溶かし、小豆あん・砂糖を加えて混ぜ、容器に流し込んで冷やし固めた、水分の多い夏向きのようかん。《季 夏》