むつ‐の‐みち【六つの道】
「六道(ろくどう)」に同じ。「わが頼む七の社(=日吉七社)のゆふだすきかけても—に帰すな」〈新古今・神祇〉
もどり‐みち【戻り道】
帰り道。帰路。
もののふ‐の‐みち【武士の道】
武士として守らなければならない道。武士道。
やくも‐の‐みち【八雲の道】
和歌の道。歌道。「雲井より馴れ来たりて、今も—に遊び」〈続古今・序〉
やまのべ‐の‐みち【山辺の道】
奈良盆地の東縁を、奈良市から南へ桜井市初瀬(はせ)に至る古道。沿道には石上(いそのかみ)神宮・崇神天皇陵などがある。
やま‐みち【山道】
1 山の中にある道。やまじ。 2 山形を横に連ねた形の文様。「女郎も衣装つきしゃれて、…裾も—に取るぞかし」〈浮・一代男・六〉
ゆうこちゃんのちかみち【夕子ちゃんの近道】
長嶋有の短編小説、および同作を表題作とする連作短編小説集。作品集はほかに「フランソワーズのフランス」「朝子さんの箱」など全7作を収める。平成18年(2006)刊行。翌年、第1回大江健三郎賞受賞。
ゆきあかりのみち【雪明りの路】
伊藤整による処女詩集。北海道在住時の大正15年(1926)に刊行。
ゆきどけ‐みち【雪解け道】
雪がとけてぬかるみになった道。
ゆき‐みち【行(き)道/行き路】
1 行くときの道。行きの道。往路。 2 行くべき道。ゆくての道。 3 費やしたものの行く先。使い道。「宝の行方知れてはあれど金子(きんす)の—」〈人・梅児誉美・四〉