みや・びる【雅びる】
[動バ上一][文]みや・ぶ[バ上二]優美な感じがする。みやびやかである。「—・びた庭園の趣」「梅の花夢(いめ)に語らく—・びたる花と我(あれ)思(も)ふ酒に浮かべこそ」〈万・八五二〉
みさお【操】
[名・形動]《不変の美や気高さなどをいうのが原義》 1 自分の意志や主義・主張を貫いて、誘惑や困難に負けないこと。節操。「信徒としての—」 2 (女性の)貞操。「—の固い妻」 3 上品で、みやび...
みやび‐か【雅びか】
[形動ナリ]「みやびやか」に同じ。「わざとはなくて言ひ消つさま、—によしと聞き給ふ」〈源・松風〉
ふう‐りゅう【風流】
[名・形動] 1 上品な趣があること。みやびやかなこと。また、そのさま。風雅。「—な庭」 2 世俗から離れて、詩歌・書画など趣味の道に遊ぶこと。「—を解する」 3 「ふりゅう(風流)2」に同じ。...
と‐が【都雅】
[名・形動]みやびやかなこと。また、そのさま。「中国婦人の—な美しさが」〈横光・上海〉
なさけ‐だ・つ【情け立つ】
[動タ四] 1 情けがありそうに振る舞う。「わざとならねど、—・ち給ふ若人は恨めしと思ふもありけり」〈源・藤裏葉〉 2 みやびやかなことをする。風流ぶる。「—・ちたる筋はこのころの人に、えしも勝...
が【雅】
[名・形動]みやびやかなこと。奥ゆかしいこと。また、そのさま。風流。「馬が尿(いばり)するのをさえ—な事と見立てて」〈漱石・草枕〉
[名]「詩経」の六義(りくぎ)の一。周王朝の儀式や宴席でう...