みや‐の‐だいぶ【宮大夫】
中宮職(ちゅうぐうしき)の長官。中宮大夫。
みや‐の‐め【宮咩/宮売】
平安時代以降、不吉を避け、幸福を祈願して、正月と12月の初午(はつうま)の日に、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)以下6柱の神を祭ったこと。みやのめのまつり。
みや‐の‐わたし【宮の渡し】
旧東海道の宮宿(現在の名古屋市熱田)から桑名宿へ渡る海上七里の渡し。七里の渡し。
みや‐はじめ【宮始め】
1 初めて后(きさき)の地位に就くこと。立后(りっこう)。「—の作法、獅子、狛犬(こまいぬ)、大床子などもて参りて」〈能因本枕・九二〉 2 初めて皇居や神社を造営すること。「夢の伏見の—」〈謡・伏見〉
みやはら【宮原】
姓氏の一。 [補説]「宮原」姓の人物宮原昭夫(みやはらあきお)宮原清(みやはらきよし)
みや‐ばしら【宮柱】
宮殿や神殿の柱。「うかの山の山本に底つ石根(いはね)に—太知り」〈記・上〉
みや‐ばら【宮腹】
皇女の子として生まれること。また、その人。「—の中将は」〈源・帚木〉
みや‐ばら【宮輩/宮儕】
宮といわれるかたがた。親王または内親王のかたがた。「女院、—などの屋あまたあるに」〈能因本枕・一七六〉
みや‐びと【宮人】
《古くは「みやひと」》 1 宮中に仕える人。官人。「—もよろこびあへり」〈源・澪標〉 2 神に仕える人。神官。「あれにまします—の」〈謡・道成寺〉
みやび【雅び】
[名・形動]《動詞「みやぶ」の連用形から》 1 上品で優美なこと。また、そのさま。風雅。優雅。「衣装に—を競う」「—な祭事」⇔俚(さと)び。 2 宮廷風であること。都会風であること。また、そのさ...