むか‐つき
むかつくこと。また、そのような気分。「興味本位の記事に—を禁じえない」
むか‐つ・く
[動カ五(四)] 1 吐きけを催す。むかむかする。「車酔いで胸が—・く」 2 腹が立つ。しゃくにさわる。「話を聞いただけで—・く」
むかで【百足/蜈蚣】
唇脚綱の節足動物のうち、ゲジ類を除いたものの総称。体長0.5〜15センチ。体は細長く、多数の体節に分かれ、各体節に一対ずつ歩脚をもつ。口には鉤(かぎ)状の牙と毒腺とがある。落ち葉や土の中にすみ、...
むかで‐きょうそう【百足競走】
複数人が前後に並んでひと組になり、足をつなげた状態で前進して速さを競うもの。
むかで‐のり【百足海苔】
ムカデノリ科の紅藻。沿岸の岩上に生え、長さ20〜50センチで、平たいひも状の主軸の両側から多数の小枝を羽状に出す。
むか‐と
[副]「むかっと1」に同じ。「私も—腹が立ちましたによって」〈虎寛狂・縄綯〉
むか‐はぎ【向か脛】
「むこうずね」に同じ。「かの川の—過ぎて深からば渡らでただに帰るばかりぞ」〈拾遺・物名〉
む‐かわり【身代はり/質】
みがわり。人質(ひとじち)。「百済(くだら)の王義慈、王子豊章を入れ奉りて—とす」〈舒明紀〉
むかわり‐づき【むかはり月】
満1年にあたる月。「船出し給ひてより—ははやたちにけれど」〈読・弓張月・後〉
むか‐ば【向か歯】
上の前歯。むこうば。ぬかば。「奥歯も—も殊に大きに生ひてぞ生まれけれ」〈義経記・三〉