むか‐ばき【行縢/行騰】
遠行の外出・旅行・狩猟の際に両足の覆いとした布帛(ふはく)や毛皮の類。中世の武士は騎馬遠行の際の必需品とし、シカの皮を正式として腰から足先までを覆う長いものを着用した。現在も流鏑馬(やぶさめ)の...
むか‐ばら【向か腹】
「むかっぱら」に同じ。
むかひ‐か【無花被花】
花被のない花。ドクダミ・柳など。無被花。裸花(らか)。
むこう‐ば【向かふ歯】
上の前歯。むかば。「—まばらにして」〈浮・一代女・一〉
むかふん‐すぎ【無花粉杉】
花粉を作らないスギ。雄花が成熟する過程で花粉が正常に発達しないため、雄花は着くが花粉はできない。花粉症対策のため、森林総合研究所が開発したもの。→少花粉杉
むか‐ぶ・す【向か伏す】
[動サ四]はるか向こうに横たわる。「天雲の—・す国のもののふと」〈万・四四三〉
むか‐むか
[副](スル) 1 心の奥底から怒りがこみ上げてくるさま。「勝手な言い分に、つい—(と)してくる」 2 吐き気がして気持ちの悪いさま。「船酔いで胸が—(と)する」
むか‐もも【向か股】
《左右向かい合うところから》両股(りょうまた)。「堅庭は—に踏みなづみ」〈記・上〉
ムカヤ‐どうぶつほごく【ムカヤ動物保護区】
《Mkhaya Game Reserve》エスワティニ中東部にある動物保護区。マンジニの南東約30キロメートルに位置する。シロサイとクロサイの両種を見られる場所として有名。
む‐かゆう【無何有】
「むかう(無何有)」に同じ。