むさん‐かいきゅう【無産階級】
生産手段を所有せず、労働で得た賃金で生活する階級。プロレタリアート。⇔有産階級。
むさんかいきゅうのぶんか【無産階級の文化】
平林初之輔の評論集。大正12年(1923)刊。
むさん‐しゃ【無産者】
無産階級に属する人。
むさんしゃ‐しんぶん【無産者新聞】
大正14年(1925)創刊の日本共産党の合法機関紙。佐野学・渡辺政之輔らが参加。相次ぐ弾圧で昭和7年(1932)廃刊、「赤旗(せっき)」に統合された。
むさん‐しょう【無酸症】
胃液中の塩酸が消失した状態。消化障害・下痢を起こしやすく、悪性貧血の原因にもなる。
むさん‐せいとう【無産政党】
労働者や貧農など無産階級の利益や意思を代表する政党。
む‐さんそ【無酸素】
1 高所登山で、酸素ボンベを使わないこと。「—登頂」 2 酸素を消費しないこと。また、エネルギーの産出方法が酸素によらないこと。「—運動」
むさんそ‐うんどう【無酸素運動】
脂肪や糖質を使わずに、筋グリコーゲンやATP(アデノシン三燐酸)を一気にエネルギーに変えて行う運動。グリコーゲンは分解されて疲労物質である乳酸になる。発生するエネルギーは大きいが、持続しない。短...
むさんそ‐とうちょう【無酸素登頂】
酸素ボンベを使用せずに、高山の頂上に到達すること。 [補説]エベレストでは、イタリアの登山家メスナーらが1978年に初成功。1980年には無酸素単独登頂にも初成功している。
むさんそ‐どう【無酸素銅】
酸素を含まない高純度銅。酸化銅や脱酸剤を含まない銅をさす。真空中、または窒素および一酸化炭素の混合ガス中でつくられる銅は特に電気伝導度が高く、OFHC銅(oxygen free high con...