正身／実（むざね）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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む‐ざね【正^＝身／^▽実】
の解説

《「身 (む) 実 (ざね) 」の意》そのもの。実体。正体。

「形はわが子にて、—は神人 (かみ) 」〈景行紀〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

正身の例文(42)

出典：青空文庫

･･･又実際、過去の記憶に照して見ても、そうでなかった事は一度もない･･･芥川竜之介「兄貴のような心持」
･･･ろの間なぞに、酸漿の実が赤くなってぶら下がったり、轍にかけられ･･･有島武郎「親子」
･･･それは、実感を詩に歌うまでには、ずいぶん煩瑣な手続を要したとい･･･石川啄木「弓町より」

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