むら【村】
《「群(むら)」と同語源か。また、朝鮮語からとも》 1 農業・林業・漁業などを営む人々が形成するある一定規模の集落。田舎で人家が集まっている所。むらざと。村落。 2 最小の地方公共団体。そん。多...
むら【斑】
[名・形動] 1 色の濃淡、物の厚薄などがあって一様でないこと。また、そのさま。まだら。「—なく塗る」「染め上がりに—な部分ができた」 2 物事がそろわないこと。一定していないこと。また、そのさ...
むら【群/叢/簇】
むらがっていること。また、そのもの。むれ。多く、他の名詞に付けて用いる。「—すずめ」「草—」
むら【匹/疋】
[接尾]助数詞。巻いた織物を数えるのに用いる。「くれはどりといふ綾をふた—包みてつかはしける」〈後撰・恋三・詞書〉
むら‐あずけ【村預け】
江戸時代、罪人を村役人に預け、一定期間監禁した刑罰。村置き。
む‐らい【無礼】
「ぶれい(無礼)」に同じ。「—の罪はゆるされなむや」〈源・常夏〉
む‐らい【無頼】
「ぶらい(無頼)」に同じ。「—ノ党」〈和英語林集成〉
むらいちょうあん【村井長庵】
歌舞伎狂言「勧善懲悪覗機関(かんぜんちょうあくのぞきからくり)」の通称。また、その主人公の極悪非道の医者。
ムライト【mullite】
ケイ酸アルミニウムの化合物。天然にはまれに産する。名称は、英国スコットランド西岸のマル島で発見されたことに由来する。磁器やスラグの中に一般的に存在。無色透明。斜方晶系。耐熱性に優れる。化学式3A...
むら‐いり【村入り】
他村から移住してきた家、また村内で新しく分家した家などが村の構成員として認められること。また、その手続き儀礼。