お‐かげ【御蔭/御陰】
1 他から受けた力添え・恩恵。また、神仏の助け。加護。「—をこうむる」 2 ある物事がもたらすよい結果。皮肉の気持ちをこめて、悪い影響についていうこともある。「熟睡した—で気分がいい」「残業が多...
おさ・める【治める】
[動マ下一][文]をさ・む[マ下二] 1 「収める4」に同じ。「暴動を—・める」「丸く—・める」 2 世の中や家の中を秩序ある状態にする。統治する。「国を—・める」「家を—・める」 3 病気など...
オシイェク【Osijek】
クロアチア北東部、スラボニア地方の都市。同地方の中心都市で、ドラバ川沿いに位置する。古代ローマ時代の要塞都市ムルシアに起源し、16世紀から17世紀にかけてオスマン帝国の支配下に置かれた。旧市街の...
お‐じょく【汚辱】
地位・名誉などをけがされることによる、はずかしめ。「—をこうむる」
おすねこムルのじんせいかん【牡猫ムルの人生観】
《原題、(ドイツ)Lebensansichten des Katers Murr》ホフマンの風刺的長編小説。未完。1820年から1822年にかけて第2部までを刊行。人語を解する猫ムルの手記という...
おに‐のみ【鬼飲み】
酒や湯茶の毒味。→鬼食(おにく)い「杯をはじむるに—といふ事あり」〈御傘・二〉
おぼろ‐け
[形動ナリ] 1 (多く、あとに否定表現を伴って用いる)程度が普通であるさま。通り一遍であるさま。「歌詠むと知りたる人の—ならざらむは」〈能因本枕・九四〉 2 (あとに否定表現を伴わないで、また...
おもい‐あつ・む【思ひ集む】
[動マ下二]あれこれと考える。さまざまなことを思う。「さまざまに—・むる事し多かれば」〈源・宿木〉
おもい‐き‐や【思いきや】
[連語]《動詞「おもう」の連用形+過去の助動詞「き」+係助詞「や」》 1 …と思ったところが意外にも。「直ったと—またすぐに壊れてしまった」 2 …と思っただろうか、思いもしなかった。「—夢をこ...
おもい‐とど・む【思ひ止む】
[動マ下二] 1 思い切る。あきらめる。「いみじからむ過ちを、さしあたりて見つけたりとも、えとがめ—・むべうもあらず」〈夜の寝覚・三〉 2 深く考える。「物をいたう—・めたりし心に」〈源・夕霧〉...