けん‐こ【眷顧】
[名](スル)特別に目をかけること。ひいき。「—をこうむる」「これを飾り、これを愛し、これを—し」〈福沢・文明論之概略〉
けにご‐し【牽牛子】
アサガオの別名。けんごし。「うちつ—(=「うちつけ」ト「けにごし」「げに濃し」ヲ掛ケル)とや花の色を見むおく白露のそむるばかりを」〈古今・物名〉
くん‐せん【薫染】
[名](スル)《香気が他に染み込むところから》よい感化を受けること。また、与えること。「良き先輩の—をこうむる」「五年を独逸(ドイツ)に—せし学者風を喜び」〈紅葉・金色夜叉〉
くん‐ちょう【君寵】
主君から特に目をかけられること。主君から受ける寵愛。「—をこうむる」
くん・ずる【燻ずる】
[動サ変][文]くん・ず[サ変]いぶる。けむる。「庭中に—・ずる葉巻莨(シガー)の煙白く立って」〈小杉天外・はやり唄〉
グラウハウ【Glauchau】
ドイツ東部、ザクセン州の都市。エルツ山地の北麓、ムルデ川沿いに位置する。かつて織物業で栄えた。15世紀から16世紀ごろのルネサンス様式、ゴシック様式の城が残る。鉱山学者アグリコラの生地。
くれ‐はとり【呉織/呉服】
《「くれはたおり」の音変化。「くれはどり」とも》 [名] 1 上代、漢織(あやはとり)とともに中国の呉(ご)の国から渡来したと伝えられる織工。 2 1がもたらした技術で織った綾模様のある絹織物...
くんじ‐いた・し【屈じ甚し】
[形ク]《「くっしいたし」と、促音で発音されたものを撥音「ん」で表記したもの》「くしいたし」に同じ。「我が身はいとど—・く思ひ弱りてあぢきなうぞ恨むる」〈源・竹河〉
サラワク‐チャンバー【Sarawak Chamber】
マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州のグヌンムル国立公園内の洞窟にある巨大な地下空洞。1981年に発見。長さ700メートル、幅400メートル、高さ80メートルであり、世界最大の地下空洞として...
さわぎ‐た・つ【騒ぎ立つ】
[動タ五(四)] 1 騒ぎはじめる。また、盛んに騒ぐ。「心が—・つ」「風に—・つ波」 2 騒々しく立ち去る。「群鳥(むらどり)の—・ちぬるこなたより雲の空をぞ見つつながむる」〈平中・七〉
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