めい‐もう【迷妄】
道理がわからず、事実でないことを事実だと思い込むこと。「—を破る」
めい‐もう【溟濛】
[ト・タル][文][形動タリ]曇っていて暗いさま。「細雨粛々として下り、四顧—として咫石を弁ぜず」〈服部誠一訳・春窓綺話〉
めい‐もく【名目】
1 名称。呼称。特に、表向きの名称。みょうもく。「—だけの重役」 2 表向きの理由。口実。みょうもく。「—をつけて断る」
めい‐もく【瞑目】
[名](スル) 1 目を閉じること。目をつぶること。「—して祈る」 2 安らかに死ぬこと。「家族に看取られ—する」
めいもく‐かへい【名目貨幣】
貨幣の素材価値とは無関係に、法律などによって表示してある額面価値で通用する貨幣。紙幣・銀行券・補助貨幣など。
めいもく‐けいざいせいちょうりつ【名目経済成長率】
国内で生産された製品・サービスを時価で示した名目国内総生産の伸び率。内閣府が四半期および1年ごとに推計・発表する。物価変動分を調整せず、対象期間の時価で評価するため、消費者や企業経営者の実感に近...
めいもく‐こくないそうせいさん【名目国内総生産】
一定期間に国内で生産された商品・サービスの合計額である国内総生産(GDP)を、その時の市場価格で評価したもの。物価の変動を反映した数値であるため、実質国内総生産(実質GDP)よりも生活実感に近い...
めいもく‐こようしゃほうしゅう【名目雇用者報酬】
雇用者報酬を調査時の時価で示したもの。好況感や個人消費の動向、経済活動の水準を示す重要な経済指標の一つで、一般にインフレ期に上昇率が高く、デフレ期は実質雇用者報酬を下回る傾向がある。
めいもく‐しょとく【名目所得】
所得を、物価の変動を考慮せず、実額で表示したもの。→実質所得
めいもく‐じっこうかわせレート【名目実効為替レート】
⇒実効為替レート